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精神科訪問介護
とは?
OUR WORKS

私たちは精神科に特化した訪問看護ステーションです。
令和5年4月より兵庫県高砂市で開設しました。
一般的に「精神科訪問看護を受けるのは入院した後ではないの?」や「病状が不安定で入退院を繰り返している人が対象なのでは?」と思っている方が大半を占めています。
しかし「精神病に関することで困っている人」はむしろ入院せず在宅で過ごせている人の方が多いのが現実です。
悲しいことですが、その困っている方とサポートができる私たちをつなぐことが現状難しい状況になっており、助けたい人と助けてほしい人がマッチングできていません。
その点に着目し、今までにない「精神科訪問看護」を世の中に広げていきたいと考えています。
病気をみることはもちろんですが、生活上で困っていることも重要視しており、利用者さんの精神的な安定を図るためには不可欠だと考えています。
精神科訪問看護みらくるは、利用者さんが抱えている悩みごとや困っていることに耳を傾け、できる限り解決できるようにお手伝いし、利用者さんに寄り添うことを心がけて活動している訪問看護です。
「みらくる」が
生まれるまで
“MIRACLE” WAS BORN
精神科訪問看護は退院後のフォローだけではありません。
既存の精神科訪問看護は、退院後の服薬状況や生活、精神状態などを「観察」することが重要です。
その観察によって病院での生活に近い環境を維持し、医師との連携を行うことで再入院を防ぐことができるからです。
しかしそれは「再入院を未然に防ぐ」という一点に限りです。
広い目で社会を見渡してみると、実際に入院するほどの精神疾患を抱えている人は「少数」なのです。
では現在、在宅で過ごされている大多数の「入院するほどではない精神疾患の方たち」はどのような生活をしているのでしょうか?
我々が見てきた限り、相談員さんと家族だけに支えられながら生活していることが多く感じました。そしてそのほとんどの方が「生きづらさ」を感じ、日々悪戦苦闘しながら生活をしていました。
そんな「生きづらさ」を感じている人たちが「観察」されることを望んでいるのでしょうか?
「生きづらさ」を感じている人にもっと支援できることはないだろうか?
そんなモヤモヤした気持ちを抱えながら訪問看護に携わってきましたが、ある時こんなキーワードが頭に思い浮かびました。
利用者さんと
一緒に創る
訪問看護
VISITING NURSING
「利用者さんと一緒に創る訪問看護」というキーワードを元に、一から訪問看護のあり方を考えました。
それこそ本当に利用者さんと一緒に考えました。
「利用者さんが求めていることは何だろう。」
「利用者さんがしてもらって助かることや、喜ぶことは何だろう。」
「利用者さんの未来について一緒に考えることはできないだろうか。」
本当に、たくさん、たくさん、一緒に考えました。
そうして生まれたのが
「精神科訪問看護みらくる」です。
“未来を創る、未来が来る、
あなたと出会えたことが奇跡”
「みらくる」という名前にはそんな想いが込められています。
そして一時的な問題解決ではなく、その方に合った未来を見据え、共に「奇跡」を起こせるよう願いを込めて付けた名前です。
今はまだ見ぬ、たくさんの「生きづらさ」を感じている人と出会い、できる限り助けたいと思っています。
こんな訪問看護を
目指しています!
Aiming for visiting nursing

初めて自転車に乗れた時のように
我々が目指すのはあくまでも「自立した生活」です。
例えるなら、初めて自転車に乗る子供の後ろを押している父親です。
ハンドルの握り方やブレーキの役割を教え、自分でペダルを回せるまで声をかけ続けます。
一度手を放して転んでしまっても、何度も何度も後ろから押します。
失敗が続いて心が折れてしまったら、一度立ち止まって元気が出るまで励まします。
そしていつか手を放す時が来たら、訪問看護は卒業です。
精神科訪問看護みらくるは、利用者さんに寄り添い、励まし、背中を押して自立した生活ができるようにするお手伝い(訪問看護)を目指しています。
仕事を重点的に
考えています!
FOCUS ON WORK

精神疾患を抱える利用者さんにとって、「仕事」は重要と考えています。
しかし「仕事」には「時間の制約、安定した状態、コミュニケーション能力、交通手段、仕事の効率」など、さまざまなハードルが存在します。多くの利用者さんにとってそれらは「越えることのできない壁」のように感じています。
しかしお金が十分にあることが精神面の安定につながっていることも、また事実として存在します。
「働きたいけど働けない」「どれだけ働いてもほとんど給料がない」など
そんな気持ちを抱えながら日々生活をしているのです。
現在は就労A/Bや就労移行、障がい者枠での一般雇用など、社会がこの問題と戦っています。
しかし、残念ながらそれでも十分な状態には程遠い状態で、たくさんの方が「仕事」を求めています。
我々も微力ながら就労A/Bへの紹介や相談などを行い、たくさんの利用者さんに「仕事」をしてもらいたいと思っています。
今はまだ理想ではありますが、それぞれの利用者さんの特性をこの社会に生かし、その対価として給料が入る仕組みを考えていきたいと思っています。
みらくるが
訪問看護で
できること
WHAT YOU CAN DO

カウンセリング
メンタルケアカウンセラーを持つスタッフが常駐しているため、カウンセリングを受けることができます。訪問看護のことをもっと知りたい方、初回無料ですので気軽に受けてみてください。

認知行動療法に基づいた
精神的なフォロー
独自のメソッドを用いて訪問看護を行うことができます。物事のとらえ方や考え方を一緒に考え、ポジティブな思考を手に入れることができます。

家事に関する悩みや
問題の解決のお手伝い
掃除・料理などの家事を通じた技術の獲得や、物事の考え方の習得にも全力で取り組みます。そのほかどんなことでもご相談ください。

人間関係や
親子関係の悩み
病気のことはもちろん、親子関係を含む人間関係の問題や、仕事や金銭的な問題などの解決策を一緒に考えて探します。

その人に合った
仕事の提案
あなたに合った就労先を選んでいただくことができるように、就労A/Bの情報を日々集積しております。また在宅ワークなどの提案なども行っております。

コミュニケーションの
練習
「一人で過ごすことが寂しい」方や「話し相手が欲しい」などの理由でも大丈夫です。訪問看護スタッフを通じてコミュニケーションの練習ができます。

退院後の精神状態の
フォロー
退院後の不安定な状態を細やかに見ることで再入院を阻止するための助言や、関係機関との連携を行うことができます。

内服管理や健康管理
内服のし忘れを減らす方法や、内服の重要性の説明、内科疾患を併発している方の体調管理も同時に行うことができます。
ほかにも困っていることがありましたら、遠慮なく相談してみてください。
スタッフ紹介
STAFF
みらくるで働く
従業員の紹介

代表S
男性/49歳
精神科病棟で29年の勤務歴あり。
2021年に精神科訪問看護の仕事と出合い、大きな可能性に気づき起業。
性格:合理的・温厚・新しい物好き・細かいことは気にしない・器用
「長年精神科病棟で働いていましたが、業務的な精神科看護に対して常に疑問を感じていました。精神科の訪問看護に出合い、たくさんの利用者さんと接することで自分の能力を最大限に発揮できる場所であると気づきました。まだ見ぬ皆さんとつながりを持てることを楽しみに待っています」

管理者U
男性/40歳
性格:温和・柔軟・ちょっと不器用
「皆様のお役に立てるように精一杯働かせてもらいます!」

看護スタッフO
女性/年齢は内緒
性格:真面目・温厚・思い切りがいい・行動派
「考えるより先に行動してしまうタイプです。でもとにかく動きます。ずっと動いています。動いているほうがむしろ楽だとさえ思ってきています」

看護スタッフK
女性/年齢は内緒
性格:しっかり者・サッパリ・人を大事にする
「のんびりゆっくりと訪問看護をさせてもらっています。のんびり派の人は私を指名してくださいね(^▽^)/」

看護スタッフK
女性/40代
性格:しっかり者・サバサバしている
「内科的なことはお任せあれ! 精神科のことも頑張り中です!」